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コニカミノルタ様は、当社の減量キャンペーンを「KMチャレンジ体重測定」として2015年から実施いただいています。
経済産業省と東京証券取引所が選ぶ「健康経営銘柄」にも2年連続で選定された実績をお持ちで、健康経営の視点から健康宣言をはじめとする理念を掲げ、会社と健保が連携(コラボヘルス)した体制をとり、従業員の健康増進に早くから取り組まれています。
減量キャンペーンの採用の経緯やご感想等をお伺いしました。

コニカミノルタ様画像

(写真:左からコニカミノルタ株式会社 人事部 健康管理グループ 保健師 リーダー看護職 三浦淳子様、コニカミノルタ株式会社 人事部 健康管理グループリーダー 兼 コニカミノルタ健康保険組合 常務理事 鈴田朗様、コニカミノルタ健康保険組合 健診センター運営チームリーダー 青木澄和様)

2011年に策定した健康宣言を実行するための中長期的な施策として開始した「健康KM2016」(*1)の目標値として特定保健指導対象者数の低減があり、施策に頭を悩ませていたところ、厚労省が提示した「データヘルス事例集」(*2)の綜合警備保障健保様の取組みが目に留まった。 「週に1回、体重をはかって入力するだけという手軽で敷居の低いこと」「特定保健指導に該当しそうな人を対象にしていること」「健康意識が高まる健診前に短期集中的に取り組むこと」「継続することで特定保健指導の該当者を減少させたいこと」等に共感し、インサイツさんの減量キャンペーンを2015年にトライアル実施、2016年、2017年と連続でオーダーしている。

太って欲しくない人、体重を維持して欲しい人の参加を狙い、対象者をBMI23~27として実施したが、なかなか手が挙がりにくい状況にあった。
リテラシーや意識の高い健康な人はこういったイベントに前向きである一方、狙いたい層の参加を促すことは難しい状況だったが、インサイツさんのご提案の元、2017年はキャンペーンの認知度向上と全体的な参加者数の増加に対して対策を講じたことでBMI23~27の参加者を大幅に増加させることに成功した(前年比130%)。

また、参加して欲しい層の人は健康行動に後ろ向きで自主性が乏しい可能性を懸念していたが、アンケート結果をみると「体重を意識するようになった」「モチベーション維持の効果があった」等の前向きな意見が多く満足度も上々で、ほぼ全員がまた参加したいと希望する結果であった。

一般的に自ら律して健康管理をするのは難しいとされていることから、満足度の高いこのような企画を継続的に実施することが課題解決に向けて強い意味合いを持つと考えている。
コニカミノルタでは、「ヘルスリテラシーが低い人(≒本キャンペーンでは太って欲しくない人、体重を維持して欲しい人)を、いかにしてさまざまな保健事業に巻き込んでいくかが、今後の大きな課題」と認識しているため、今後も2017年の対策を生かして本キャンペーンを継続し、従業員の健康度の底上げを図っていきたい。

*1:フィジカル・メンタル両面でのリスク者数や喫煙、運動、食事、睡眠等の生活習慣全般おいて目標値を数値化して設定し、各事業部門や関係会社ごとに健康度を見える化し、毎年PDCAを回すことで健康経営を推進する中期計画。
*2:健康保険組合などの被用者保険において、健診やレセプト情報等を分析した上で、保健事業に取り組んでいる事例を事例集として厚生労働省が取りまとめたもの。民間事業者を活用して加入者の健康づくり・疾病予防に取り組むものから、長年に渡る独自のデータ分析による先駆的な保健事業など、様々な取り組み事例を紹介。

インサイツ担当者から

今後も課題解決に向けた対策をご提案させていただき、理念に基づく保健事業遂行のお役に立てるよう努めさせていただきます。

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